人と動物の共存を目指して

「人と動物の共存を目指して」

今、わが国の飼い主が抱えている悩みは、ペットの寿命があまりにも短いということです。過去三年間の調査によれば、13歳以上の老犬は交雑種で約25%であったのに対し、純雑種ではその半分にも満たない11%程度でした。 また、動物MEリサーチセンター所長の内野富弥氏によれば、高齢な柴犬などの日本犬に認知障害が発生し、近年その数が増加しているということです。認知障害犬は前にしか進めず、90度のコーナーも避けることができなくなります。又、夜に無駄吠えをするなど、飼い主との共同生活に支障をきたします。

飼い主の誰もが、安らかな終末を愛犬と過ごすことを希望していますが、日本の飼い主と獣医師の多くは安楽死を避けようとしています。しかし愛犬の生活の質を守るために、安楽死を決断するのには飼い主以外におりません。 また、飼い主の置かれている状況からある距離を保ち、科学的な知識を持ち、飼い主と同じ気持ちで飼い主が安楽死を決断できるよう、手助けできる人は獣医師以外におりません。

ペットを飼った瞬間から、いつかは別れるときが来ることを飼い主は自覚しています。しかし現在、飼い主に「ペットロス」が増えています。ペットが亡くなった後、社会生活がなかなか順調に進まなくなることも多いのです。ペットロスを克服する一つの方法として、私は厳粛な儀式を執り行うことで、気持ちの整理ができるのではないかと思っています。

最後に、スコットランドの詩人、ウォルター・スコット(1771~1832)の言葉をご紹介して、私の話を終わりたいと思います。彼はスコットランド銀行発行の紙幣に彼の肖像が使用されるほど、高名な詩人であり小説家です。「イヌの寿命が短い究極の原因を考えてみたことがある。それはきっと人間への同情からに違いない。なぜなら、知り合って10年か12年でイヌを失うことにあれほど苦しむなら、イヌがその2倍も生きたとしたら、人の悲しみは計り知れないからだ」

素敵な言葉ですね。私はイヌが逆らってまでも2倍生きて欲しいと願っていましたが、この言葉を噛みしめながら、人と動物の共存の形を考えていきたいと思っております。人と動物の共存を目指すことは、非常に大変でありますが、その一つ一つに知恵を絞っていく以外に、方法は見つからないと思います。

林 良博  東京大学大学院農学生命科学研究科教授

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[使用方法]
1日1~2回に分けてペットの体重1kgにつき1日60~100mgずつ、水に溶かしたり、フードに混ぜてご使用下さい。
1包2000mg(小型犬5kg場合、1回1/4包)
※サプリメントですので薬との併用も可能です。

[内容量]
2g×18包入
※小型犬の場合、約2ヶ月分

[原材料名]
トレハロース、ガラクトオリゴ糖、デキストリン、乳糖、マイタケ、ムコ多糖体(豚肉由来)、グルコサミン(カニ・エビ由来)、プロポリスエキス、ぶどう糖、キシロオリゴ糖、昆布エキス、メカブ抽出物(フコイダン)、リボース、ラクトフェリン(乳由来)、乳酸菌(殺菌)(乳・カニ由来)、燕窩、クマザサエキス、グルコン酸亜鉛、ショ糖脂肪酸エステル、ビオチン、ビタミン C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミン B6・B2・B12(被包剤)、ゼラチン、カラメル色素

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